名前変遷と国語の変遷

 悪コライト → 不良スト → 大司狂 → 聖蝕者(イマココ!)

 オヤジギャグみたいな肩書から、強烈な中二病にクラスチェンジしてしまった。
 「千年に一度の聖蝕の日~ うんたらかんたら」みたいなストーリーを作れそうな肩書であるが、もちろん聖職者の職の字をネガティブイメージのものに変えただけである。

 さて…と、
 ここで少しまじめな話題を紹介したい。名前の変遷に触れたところから、変遷繋がりで「現代文」についてである。

 まずはこの問題を見てもらいたい
 大学入試改革対応型のモデル問題である。

 

 見ての通り、横書きの文章があるのだ。

 ちなみに、これは一部であり、実際には、これと縦書きの会話文、さらに図を見比べさせて、内容を読み解かせるというものになっている。思考力と読解力を問う問題という事である。
 ものによっては、グラフの内容と、文章を比較しながら読み解かせたり、法文が出てくるようなケースもあるようである。

 驚きとともに、こんな問題、どうせ途中でポシャるだろうと思っている諸兄もいるかもしれないが、実は、平成29年度の高等学校卒業程度認定試験から、すでにこの形式の問題が出題されているのである。

 高卒認定試験は、往々にして、その先の指導要領改訂等を見据えた実験場にされることがあるのである。

 おそらく、来年あたり、センター試験で初お目見えとなるのではないだろうか。

 

 ただ、読解力というものをこちらに振るのであれば、小説分野においても、考え方というものを変えてほしいものである。
 元来、小説というのは、そんな高尚なものではなく、娯楽作品であり、百歩譲っても芸術作品なのである。
 小説を読み解くという行為は無粋でしかなく、味わうのが正しいと言える。

 そういう意味では、読解力なんかは、この新しい形式にお任せして、小説の問題についても大きく変えていってほしいものである。

 例えば・・・クリエイティブな方向性はどうだろうか。

 

 小説の一部を問題文として掲載した上で
「このストーリーの続きのあらすじを考え、400文字以内で記せ。なお、登場人物のうち〇〇にとってのハッピーエンド、△△にとってのバッドエンドとなるようにせよ」

 とか・・・どうであろうか。
 採点が大変であるが、学部の個別試験であれば可能であろう。

 あるいは・・・
 思いっきりミステリィを問題文として掲載した上で以下のような出題である。

「このストーリーの続きを考え、犯行を実現するために用いられたトリックを簡潔に記せ。ただし、重力加速度、角運動量、コリオリ力に関わる物理現象をトリックに用いる事」

 

 他にも、「一般的な話の美しさ」を考える方向で

「このストーリーの続きのあらすじとして、美しいと感じるものを以下の選択肢から選べ。なおこの問題は、王道過ぎて陳腐になったり、ニッチすぎて一部にしかウケないという事にならないよう、全体のうち2番目に多く選ばれた選択肢を正解とする」

 突然始まる恐ろしい心理戦!
 これが2番目っぽいと思っても、それを皆が選ぶと1位になって不正解に!試験会場が疑心暗鬼に包まれる。

 

 こういうの考えるのって、とても楽しく感じられる。

 そういえば、アクティブラーニングというのは、こういう事だったりする。
 答えのないことに望み、ワクワクしながら面白い事を考える。そして形にしてみる。

 ちなみに、左のリンクにある「アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所」には、こういう事例がたくさん載っていて面白いので、是非見てもらいたい。

 天の神様

 アクティブラーニングに悩む多くの先生が、もっと気楽に楽しくやってくれますよう、父と子と聖霊の御名においてお祈り申し上げます。

 えいめん!

 

 

 

 

 

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