Functionを関数って訳したヤツ出てこい

2018/2/25

 Functionを関数と訳した人は誰なのだろう。
 さて、数学を学んでいく上で、必ず出てくるのが「関数」である。

 「一次関数」「二次関数」「三角関数」「リーマンゼータ関数」等々、ここらへんで、数学が嫌いになる人々が多い。

 だがちょっと待ってほしい、この関数という言葉、実は適当な字なのである。
 本来はFunctionの中国語訳から、漢字を輸入した「函数」という言葉だというのである。

 「ハコ」「数」である。

 これは推測だがおそらく、二字熟語としての構成的には「数の函」ではないだろうか。

 イメージ的には「ハコの中に色々な処理ルールが入っていて、数字が出力されるハコ」という感じであろう。
 Function元来の意味は

 the actions and activities assigned to or required or expected of a person or group.

 つまり「一連の挙動」を関数と呼んでいるのである。
 プログラミングで関数に触れることが多い人は、違和感なく「一連の挙動=関数」だと日ごろから思って居るであろう。

 函数という字義を踏まえて、関数は何かというと、何か「変数をブチ込む」と「箱の中の一連の挙動に従って」「一定の出力を返す」そんな仕組みである。

 そう考えると、関数の誤解が解けるはずである。
 次数とか、変数とか、素数とか、有理数とか無理数とかの並びに「関数」がいると、何かの数のようにイメージしてしまうが、こいつは言葉の成り立ちが違って「数のハコ」なのである。

 そう思ってみてみると、一次関数や二次関数のあのグラフ自体が、実は「一連の挙動」を表している。
 任意のxを入力して、そこからグラフの線にぶつかるまで、移動して、y軸方向に直線を引けば、お手軽簡単にyの値が解る!という「一連の挙動」なのである。

 

 という具合に、関数というのは実は、一定の計算をする機構と言えるものなのである。

 ちなみに「函数」という言葉の「函」が常用漢字ではないというので、同音の「関」になっているというあたり、この用語を設定した人間の不親切さが良くわかる。

 かつて、歴史の教科書が「マホメット」と書いてあった部分は「ムハンマド」に今はなっている。
 「ゴータマ・シッダールタ」と書いてあった部分は「ガウタマ・シッダッタ」になっている。

 用語を見直しているのである。

 今こそ、「関数」も見直す時ではないだろうか。
 この、成り行きで出来上がった、字義を失い、表す意味を失った「関数」という文字は、今後プログラミング教育などで、関数を教える際にも暗い影を落とすであろう。

 今からでも「函数」に戻すか、もういっそ、カタカナ語で「ファンクション」としてしまってはどうだろう。

 「はーい、今日から新しい単元、クアドラティックファンクションに入りますよ。みなさん、中学校でやった、リニアファンクションは覚えていますか?」

 とか

 「明日は、トリゴノメトリックファンクションの試験をするからなー」

 なんか格好良い。中二心がギュンギュン刺激される!習うのは高1だがな。

 

 天の神様

 関数についての見直しがされますよう、父と子と聖霊の御名においてお祈り申し上げます。

 えいめん!

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