危険なラーメン屋

2018/03/26

 芝大門地域に「帆のる」というラーメン屋がある。
 ハラールに適合するラーメンを出しているという、どこ向きなのか若干謎なラーメン屋である。

 鳥白湯のラーメンがウリの店なのだが、一度行ったが、なんだかあまり印象に残らない味だったのを覚えている。確かに美味しいのだが、あの辺りは個性の強烈なラーメン屋の激戦区なのである。
 この店が最近、危ない気がしている。

 まず、直近の場所に「麵屋 土竜」
 野菜もりもりのつけめんと、トマトとショウガのスープ割が美味く、女性客もつかんでいる。
 さらに、毎月29日は巨大な肉の塊がのるし、もともとボリュームもあるので男性客もつかんでいる。
 また、フラッグシップのメニューが1000円越えという高価格帯でありながら繁盛しているという、高収益の店である。かなり美味い。

 つぎに、鳥でキャラが被る「鳥ポタ thank」
 オシャレな内装と、ピクルスなどのテーブル調味料など、キャラが被っているのが致命的である。
 基本的には味を一言で言うと「オシャレな天下一品」。ドロドロ系の鳥ポタである。

 また、以前に紹介した「いづる」
 唯一無二の強烈な煮干しパワーで異彩を放つラーメン屋。服が臭くなる。美味しいのだが、痛風・高血圧・尿管結石への早道とも思える不健康系グルメの代表選手である。

 次に、大門交差点付近の「福気」
 王道から少し外れた家系スープのラーメン屋。味は非常に良いのと麺が美味い。接客のオバちゃんの愛想がとてもいい。

 大門交差点脇の雑居ビルを地下に入ったところにある「たかし家」
 ド王道の家系ラーメンである。

 また、その向かい側にある「壱角屋」
 家系原理主義者としては、企業資本のチェーン店が家系を名乗る傲慢に怒りを覚えるのと、家系を名乗っているくせに変なスープのバリエーションがあったり許せない面が多いが、カジュアルなチェーン店として客をおさえている。
 英語メニューの充実で、インバウンド需要も高い。

 さらにその並びにある「大勝軒」系列のつけ麺屋。名前は忘れた。ボリュームがすごい。
 大勝軒について無知な知り合いを連れて行って「腹減ってるなら大盛りにしたら?」と言って、その後強烈に恨まれたことがある。

 さらに同じ通りの逆サイド。
 「広島風汁なし担々麺のキング軒」
 強烈な花椒の味わいでシビれる。けっこう日々行列。

 

 ざっと出しただけでも、これだけの激戦区にあって、帆のるは、ちょっと無個性な「きれいな鳥白湯」を出している。
 しかも最近なんだか迷走していて、「豚骨はじめました」という謎アピールをしている。

 そもそも、ラーメンスープは数あれど、仕込みおよび、出汁ガラの廃棄などで最も手がかかる部類の豚骨を片手間に提供できるはずがない。客数もやや周りの店舗と比べて伸び悩んでいる。

 迷走して色々なスープに手を出した結果、強烈な個性のぶつかり合いのような激戦区にあって、無個性系の店舗として、埋もれ始めている。

 鳥白湯路線では、あの辺りでは個性としてやや弱いのが辛いところである。

 色々、芝大門地域のラーメン屋に行っている中で「今一番危ない店」だと個人的に感じている。
 チェーンなので、撤退したとしても他で食べられるが、食べるなら今のうちである。

 私はたぶんいかないけれど・・・。

 

 天の神様

 個人的に私が働いている近くに「パパパパインとかが出店してほしいな」と思っております。
 父と子と聖霊の御名においてお祈り申し上げます。

 えいめん!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。